2000台以上のバイク、ガソリン求め長蛇の列 〜物資不足のネパール〜
ガソリンの供給が一時的に再開との情報
ダサインというネパール最大の祭りの期間を前に、ガソリンの販売を一部再開する報道があった。
本日13日からバイク一台につき5㍑、車は一台につき10㍑の制限付きでの販売されるというもの。
カトマンズ自宅近くのスタンドにも昨晩から長蛇の列ができ、13日午後にはその列が1.5㎞にまで広がった。
店員の話では列を待つバイクは2000台、車は200台ほどになるという。
大きな混乱は無い
早朝から列にはクーポン券が配られている。
バイクを一時放置して自宅で待機する動きもみられた。
また、ガソリンスタンド周辺は武装警察と軍が警戒にあたっており、今の所大きな混乱はない。
タンクローリーが来ても全然足りない
しかしそのクーポン券も先頭のバイク400台と車100台分配られたのみ。
これは一台のタンクローリーがまかなえる量。
列に並ぶ全てに人に給油することは不可能だという。
そして、そのタンクローリーはいまだに来ていない。
今朝には一台来たそうだが、皆が求めるガソリンではなく軽油だったそう。
ガソリンが無いことを告げるサイン [ペトロ チャイナ = ガソリンなし]と書いてある。
朝晩が冷え込むようになってきたカトマンズでは、今後この燃料不足が更に大きな問題になることが心配される。